食物アレルギーについて|むろや小児科アレルギークリニック|吹田市阪急千里山駅の小児科・アレルギー科

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食物アレルギーについて

食物アレルギーについて|むろや小児科アレルギークリニック|吹田市阪急千里山駅の小児科・アレルギー科

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食物アレルギーには、
①食べるとすぐに症状が出る「即時型」
②食べて数時間後に頻回の嘔吐が出る「新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症」
があります。

 

①の診断基準は、「食べて症状がある」かつ「血液検査が陽性である」の二つです。
※症状とは…蕁麻疹がでる、かゆくなる、咳がでる、ゼーゼーする、腹痛、嘔吐、下痢、顔面蒼白、意識消失など

つまり、血液検査が陽性であるだけでは、食物アレルギーの診断はできません。食べてない食物に対し、血液検査が陽性だから「アレルギーがある」とは、言えないのです。治療法は、食べて治す緩徐免疫療法です。

アレルギー科について

②について
日本人に多いのは、卵黄ですが、食べて2.3時間後以降に頻回嘔吐を繰り返します。血液検査をしても抗体は陰性なので、2.3時間後の嘔吐という症状から診断します。食べて治すという治療法ではなく、成長とともに自然に治るので、経過観察となります。乳幼児期に卵が食べられなかったが小学生になって食べられるようになった等は典型的な例です。

 

どちらのタイプであるのかを正確に見極めて、適切な治療が必要です。