皮膚の症状
皮膚の症状
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皮膚のかゆみや発疹は日ごろよく目にする疾患ですが、原因を完全に特定することは難しいです。皮膚のかゆみや発疹の原因としては、アレルギー反応によるものがあります。特定の物質(アレルゲン)に対する免疫反応が、皮膚のかゆみや発疹を引き起こすことがあり、代表的なものに、アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎があります。また、ウイルスや細菌などの感染症によっても皮膚にかゆみや発疹が生じることがあります。その他には、薬剤の副作用で症状が出ていることもあります。
皮膚のかゆみや発疹に関連する主な病気を以下に挙げます。
かゆみや湿疹を特徴とする皮膚疾患で、皮膚が赤くなったり、ぶつぶつになったり、乾燥したりします。かゆみが強く、皮膚をかきむしることでさらに悪化します。
特定の物質が皮膚に触れることで、それが刺激やアレルギー反応となってかゆみを伴う発疹となります。接触した部位は赤くなったり、水膨れを生じることがあります。
蕁麻疹は掻痒を伴う湿疹で、数時間から一日の間に消えてしまいます。アレルギーとよく言われますが、原因のわずか6%程度がアレルギーでそれ以外の大部分をしめるのは特発性と言って、原因のはっきりしない蕁麻疹です。また感染症など体調不良でも蕁麻疹を認めることがあります。